転倒しやすい「玄関・廊下」「トイレ」「浴室」から、優先順位をつけて安全性を底上げするための実例と相場感をまとめました。
まず押さえる:転倒リスクが高い「3つの場所」
① 玄関・廊下(段差/手すり/滑り)
- 「上がり框」「式台なし」「廊下の滑り」が転倒の引き金になりやすい
- まずは手すり+段差対策で“毎日の出入り”を安全に
優先度:高(毎日使う)
② トイレ(立ち座り/動線/夜間)
- 便座からの立ち上がりがつらい → 手すり位置で体感が大きく変わる
- 夜間は特に危険 → 足元灯・動線の段差ゼロが効く
優先度:高(回数が多い)
③ 浴室(滑り/またぎ/温度差)
- 濡れて滑る・またぐ・温度差…危険が集中
- 滑り対策+手すり+段差(またぎ)低減の組み合わせが基本
優先度:最優先(事故が重くなりやすい)
費用目安(ざっくり相場)早見表
実例3選(よくある組み合わせ)
実例①
玄関の段差+廊下の手すりで「出入りの不安」を減らす
- ご相談
- 上がり框が高く、出入りのたびにふらつく。靴の脱ぎ履きもつらい。
- 工事内容
- 式台設置/玄関〜廊下の手すり/滑りやすい床の部分対策
- 工期
- 1〜2日
- 費用目安
- 18〜45万円
現場のコツ:手すりは「握りやすさ」だけでなく、立ち位置(足の運び)に合わせた位置が重要。玄関は“毎日必ず通る”ので投資効果が高めです。
実例②
トイレの立ち座りをラクに(手すり+配置見直し)
- ご相談
- 立ち上がるときにふらつく。夜間の移動が不安。
- 工事内容
- L型手すり/紙巻き器の位置調整/足元灯/床の滑り対策
- 工期
- 1日
- 費用目安
- 10〜28万円
現場のコツ:「どこに掴まるか」が曖昧だと危険。座る→拭く→立つまでの動作を一連で確認し、手すり位置を決めると失敗しにくいです。
実例③
浴室の転倒リスクを下げる(手すり+滑り対策+出入口)
- ご相談
- 濡れた床が滑る。浴槽のまたぎが怖い。出入口に段差がある。
- 工事内容
- 浴室手すり/滑り対策/出入口の段差軽減(必要に応じて扉も)
- 工期
- 1〜2日(内容により変動)
- 費用目安
- 18〜60万円
現場のコツ:浴室は「1つだけ」より、滑り・掴まり・またぎをセットで対策すると効果が出やすいです。
介護保険で「対象になりやすい工事」目安
介護保険の住宅改修は、要支援・要介護認定を受けている方が、在宅生活を続けるための小規模改修を対象にする仕組みです。
原則:生涯20万円までの範囲で、負担割合(1〜3割など)に応じて給付が行われます。
手すりの取付け
段差の解消
床材変更(滑り防止など)
扉の取替え(引き戸など)
便器の取替え(洋式化など)
付帯工事(補強など)
段差の解消
床材変更(滑り防止など)
扉の取替え(引き戸など)
便器の取替え(洋式化など)
付帯工事(補強など)
注意:原則として工事前に申請・確認が必要です。賃貸住宅の場合は、所有者(大家さん等)の承諾が必要になることがあります。
失敗しにくい進め方(工事の流れ)
STEP1|困りごとを整理
「どこで」「どんな動作が不安か」をメモ(例:玄関の上がり框、夜間トイレなど)。
STEP2|現地確認で寸法・下地チェック
手すり位置は下地が重要。床・壁・扉の納まりも現場で確認します。
STEP3|優先順位と予算を決める
「最優先は浴室」「まず玄関」など、生活導線で優先度を決めます。
STEP4|見積り→(該当なら)申請
介護保険等を使う場合は、原則として工事前に書類準備・確認が必要です。
STEP5|施工(養生・安全管理)
生活しながらの工事は、通路確保・段差注意などを徹底して進めます。
STEP6|使い方チェック・微調整
手すりの握り方、立ち上がり動作を一緒に確認。必要なら位置の微調整を検討します。
相談前にメモしておくと早いこと
- 困る動作:立ち上がり/またぎ/夜間移動/階段昇降 など
- よく使う動線:寝室→トイレ→洗面→浴室、玄関→車 など
- 同居状況:介助者がいるか/将来の介助も想定するか
- 既往や状態:片麻痺・杖・歩行器・車いす等(使いやすい高さが変わります)
- できれば寸法:廊下幅/トイレ幅/浴室出入口幅(概算の精度が上がります)
よくある質問(FAQ)
- Q1. まずどこからやるのが一番効果的?
- 基本は「毎日必ず通る動線」からです。多くは玄関・廊下、次にトイレ、事故が重くなりやすい浴室の順で優先度を決めます。
- Q2. 手すりは付ければ付けるほど良い?
- 増やし過ぎると動線が狭くなり、逆に引っかかることも。重要なのは動作に合う位置と下地の強さです。
- Q3. 介護保険を使うと、自己負担はどれくらい?
- 負担割合(1〜3割など)により変わります。制度の範囲内で給付が行われますが、対象工事・手続きは自治体や状況で異なるため、事前確認が確実です。
- Q4. 住みながらでも工事できる?
- 多くは可能です。短期の改修(手すり・扉・段差など)は、養生と通路確保をしながら進めます。浴室の入替などは数日かかるため、代替手段を事前に相談します。
- Q5. 賃貸住宅でもバリアフリー改修はできる?
- 可能なケースがありますが、所有者の承諾が必要になることがあります。原状回復の条件も含め、先に整理するとスムーズです。
- Q6. 見積りの前にやっておくと良いことは?
- 「困る動作」「よく通る動線」「使っている杖・歩行器」などをメモしておくと、提案の精度が上がりやすいです。
リフォームをご検討中の方は、まずは「安全に暮らすための優先順位」から一緒に整理しませんか?
現地で動線と寸法を確認し、必要な箇所だけを“ムリなく”整えるご提案をします。
家の修理やさん。(イープラス)
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