お世話になります。

本日も引き続き、鹿沼市三幸町で火災保険適用雨樋交換・軒天一部重ね張り・玄関束石設置

外壁クラック補修になります。

3日目の施工になります。

 


外壁のひび割れている箇所の表面をサンダーでＶ字に掘って行きます。

ひび割れの原因が、建材が含有していた水分が抜けて、収縮して起こる現象で

また、地盤沈下や地震、トラック等の振動で建物が歪み、ひび割れに繋がる事もあります。


 
 
 
 


外壁をＶ字カットした際に、不陸が出てしまった箇所は、ビスを打ち込み、不陸を

解消しておきます。

Ｖ字にカットする理由は、補修の際に充填しやすくなるのと充填剤が接着する面積が

広くなるので、定着がより確実になります。





今回は、モルタルでクラック補修するので、モルタル接着面にエチレン酢酸ビニル系の

合成高分子エマルジョンモルタル接着増強剤「ＮＳハイフレックスＨＦ－１０００」を

塗布してして行きます。


 
 
 



モルタル充填施工になります。

今回使用しているのは、補修用ハイモルで、既配合モルタルで砂モルタルと比べて軽量で

下地の負担を軽減して、軽量なので楽に運搬や塗り作業が出来ます。


 
 
 



クラック補修完了です。

今回、お客様と相談の上、塗装はせずにそのままの施工となりました。


 
 
 
 
 
 



軒天重ね張りしたカラーべニアの目地、シーリング処理施工になります。

雨水等が重ね張りしたカラーべニアの目地から既存の軒天に入り込まない様に

隙間を埋める為に目地をシーリング処理をしました。


 
 


軒天と外壁との取り合いに見切縁取付になります。

今回、重ね張りしたカラーべニアと外壁との取り合いを、綺麗に仕上げる為に取付けて行きます。


 
 
 
 
 



見切縁取付が完了して、3日目は終了となりました。


 
 
 
 
 



4日目の施工になります。

玄関柱の束石設置になります。

玄関柱の土間との接地面が雨水や土間からの跳ね返りで傷んでしまっていたので

ジャッキで前桁部分に仮柱を立て、傷んでしまっている柱を丸のこで切り離し

束石を仮置きします。


 
 
 


束石と玄関柱を一体化する為に、束石固定板の幅を玄関柱に入れ込む為にノミで

加工して行きます。



 
 
 
 
 



柱に下穴をあけ、水平を確認しながら、柱と束石固定板をボルトで固定して行きます。


 



土間と束石との取り合いをモルタルで仕上げて行きます。


 
 
 



足場撤去以外全ての工程が終了したので、今日で火災保険適用雨樋交換・軒天一部重ね張り・玄関束石設置

外壁クラック補修工事は、完工となります。

工事中、お客様や近所にお住いの方々には、大変ご迷惑をお掛け致しました。

また、ご協力して頂き、ありがとうございました！！