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職人日誌

/ Staff blog /
2025.12.08

宇都宮で雨どい修理・交換|火災保険を活用して負担を抑えた施工事例3選

 

雨どいの修理・交換に火災保険が使えること、ご存じですか?

「雨どいが曲がってしまった」「台風のあとから雨があふれるようになった」――。
実はこうした自然災害による雨どいの破損は、火災保険の補償対象になっているケースが多くあります。
ここでは、火災保険で雨どいを修理・交換できる条件や、宇都宮市周辺での施工事例、申請の流れを分かりやすくまとめました。

雨どいを放置すると起こるトラブル

「少し曲がっているだけだから…」と放置してしまうと、次のようなトラブルにつながることがあります。

  • 雨水があふれて外壁や基礎コンクリートが汚れる・傷む
  • 軒先から水がまとまって落ちてバルコニーや玄関土間が傷む・滑りやすくなる
  • 軒天や破風板に水が回り、腐食やシロアリ被害の原因になる
  • 金具が外れて落下の危険が出てくる

見た目だけの問題に見えても、建物全体の耐久性に関わる部分です。
「おかしいな?」と思ったタイミングで早めに点検しておくと安心です。

火災保険が使える主なケース

火災保険といっても、火事だけでなく風災・雪災・雹(ひょう)災などの自然災害が含まれていることが多く、これらが原因で雨どいが壊れた場合に保険適用となる可能性があります。

雨どいで多い例としては、次のようなケースです。

  • 台風・強風で雨どいが曲がった・外れた
  • 飛来物(トタン・看板・枝など)が当たって割れた
  • 大雪の重みで全体が下がった・支持金具ごと外れた
  • 雹(ひょう)が当たって穴が開いた・変形した

このような「突発的な自然災害」が原因であれば、雨どい単体の修理・交換でも火災保険の対象になる可能性があります。
ただし、補償の有無や自己負担額は、加入中の保険の種類・特約・免責金額によって変わります。

火災保険が使えない代表的なケース

一方で、次のようなケースは火災保険の対象外となることが一般的です。

  • 経年劣化やサビによる割れ・変形・たわみ
  • 落ち葉やゴミ詰まりによるオーバーフローだけの症状
  • 施工不良が原因の勾配不良・継ぎ目の漏れ
  • 故意に壊した・重大な過失による破損

「どちらか分からない」という場合も多いので、専門業者による現地調査で原因を確認してから保険会社へ相談する流れが安心です。

施工事例|雨どい修理・交換+火災保険活用例(3件)

事例① 宇都宮市戸祭町|積雪で歪んだ軒樋の交換工事


宇都宮市戸祭町 雨どい交換工事 施工前
施工前:積雪後、軒樋が外側にたわんでいる様子
宇都宮市戸祭町 雨どい交換工事 施工後
施工後:新しい軒樋へ交換し、勾配も整えた状態

【ご相談内容】
積雪のあとから軒先の雨どいが大きく歪み、雨が一部あふれてしまう状態に。外壁に雨だれの跡も付き始めており、「火災保険が使えるなら相談したい」とご連絡いただきました。

【点検結果】
積雪で軒樋全体が外側に引っ張られた形跡があり、固定金具も数カ所変形している状態でした。
積雪による破損と判断し、雨どい全体の交換と足場仮設が必要な状況でした。

【保険申請〜工事内容】
・現場写真、被害状況説明書、見積書を準備し、お客様から保険会社へ申請。
・積雪として保険が認定され、足場+雨どい一式交換の工事費の大半が補償されました。
・既存よりも耐久性の高い樹脂製の軒樋に交換し、勾配も再調整。見た目もすっきりとした仕上がりになりました。

【お客様の声】
「自費で足場まで組むとなると不安でしたが、火災保険を使えたことで負担をかなり抑えられて助かりました。」

事例② 宇都宮市砥上町|雪の重みで外れた雨どいの交換

宇都宮市砥上町 雪害による雨どい破損 施工前
施工前:雪の重みで雨どいが外側へ外れ、金具も曲がっている状態
宇都宮市砥上町 雪害による雨どい補修 施工後
施工後:部分交換と金具補強を行い、勾配も整えた状態

【ご相談内容】
大雪のあとから、雨どいが一部外れてしまい、雪解け水が直接庭に落ちてくるとのご相談でした。

【点検結果】
北側の軒先に雪が残りやすい立地で、雪の重みで支持金具が数カ所曲がり、軒樋が外側に外れていました。
雪災による破損と判断できたため、火災保険の対象と考えられるケースでした。

【保険申請〜工事内容】
・被害状況の写真、図面付きの見積書を作成し、火災保険に申請。
・交換+支持金具の補強工事が保険の範囲内でほぼまかなわれ、お客様の自己負担が無く施工することができました。
・今後雪が溜まりにくいよう、勾配調整と金具ピッチの見直しも行いました。

事例③ 宇都宮市中岡本町|積雪被害をきっかけに雨どいを交換

宇都宮市中岡本町 ひょう被害 雨どい・外壁 施工前
施工前:積雪で、雨どいに曲がり、歪みが見られる状態
宇都宮市中岡本町  雨どい・外壁補修 施工後
施工後:雨どい交換後の様子

【ご相談内容】
積雪のあとから、「雨どいが曲がっている」とのご相談でした。

【点検結果】
軒樋に積雪が原因とみられる曲がり、歪みが確認できました。雪害として火災保険の適用が見込める状態でした。

【保険申請〜工事内容】
・雨どいの交換工事をまとめて見積もり。
・保険会社の鑑定後、雨どい一式交換が保険金の対象となりました。
・足場を共用することで、将来的に気になっていたシーリングの打ち替えもオプション工事として同時に行い、メンテナンス性も向上しました。

※上記の事例はあくまで一例です。
実際の保険の適用可否・補償額・自己負担額は、ご加入中の保険内容や被害状況によって変わります。

火災保険を活用した雨どい修理・交換の一般的な流れ

  1. 現地調査・写真撮影
    被害の範囲・原因(自然災害かどうか)を確認し、必要に応じて屋根や外壁も合わせてチェックします。
  2. 見積書の作成
    雨どい本体、金具、必要な足場などを含めた修理・交換の見積書を作成します。
  3. 保険会社へ申請
    お客様から保険会社へ連絡し、必要書類(保険会社指定の申請書、見積書、被害写真など)を提出します。
  4. 保険会社の審査・鑑定
    必要に応じて鑑定人が現地確認を行い、保険適用の可否・補償額が決まります。
  5. 工事実施〜完了
    保険金の支払い方法やタイミングに合わせて工事を行い、工事完了報告書をお渡しします。

イープラスでは、「保険が使えそうなケースかどうか」のご相談から、申請書類で注意したいポイントまで、分かりやすくお手伝いしています。

こんな症状があったら早めの点検がおすすめです

  • 台風・大雪・ひょうのあとから、雨の日に一部からだけ勢いよく水があふれる
  • 雨どいの水平が明らかにおかしい・たわんでいる場所がある
  • たて樋の途中から水がポタポタ落ちている
  • 軒先や外壁に雨だれの汚れ・コケが目立つようになった
  • 金具が外れかけていて、強風時の落下が心配になってきた

これらは、雨どいの不具合サインです。
放置すると建物本体へのダメージや、落下事故につながるおそれもありますので、気付いたタイミングでの点検・ご相談をおすすめいたします。

まとめ|火災保険を上手に活用して、負担を抑えた雨どい修理を

  • 台風・大雪・ひょうなど自然災害が原因の破損なら、火災保険が使える可能性があります。
  • 一見小さな破損でも、足場が必要になると費用がかさみやすい部分です。
  • 「保険が使えるのかよく分からない」という段階でも、まずは現地確認とご相談をいただくことで、最適な方法をご提案できます。

宇都宮市周辺での雨どい修理・交換、火災保険を利用した工事のご相談は、
栃木県宇都宮のリフォーム店「家の修理やさん。」にお気軽にお問い合わせください。

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