宇都宮市｜階段手すり設置工事で上り下りも安心に

宇都宮市内のお客様より、「階段の上り下りが不安なので手すりを付けたい」とご相談をいただきました。
既存の手すりは位置が高く、笠木との隙間も少ないためしっかり握れない状態でしたので、
今回は新たに手すりを新設すると同時に、既設手すりの移設も行いました。

施工概要

ご相談内容

• 階段の下り側に手すりがなく、足元が不安なときに掴まるところがない。
• 既設の手すりは高さと位置が合わず、しっかり握れないので怖い。
• 将来のことも考えて、今のうちに安心して使える階段にしたい。

施工の流れとポイント

1）動線・身長・利き手を確認して位置を決定

まずは階段の形状と段数、お客様の身長や利き手を確認し、
「上り下りのときに自然と手が伸びる位置」に手すりの高さとラインを決めていきます。
階段の上り口・下り口どちらからでも連続して掴めるように、手すりのスタート位置と終わり位置も細かく調整しました。

2）下地のない部分は補強板でしっかり固定

手すりを取り付ける位置に下地がないままビスを打ってしまうと、体重をかけたときにぐらついたり、最悪の場合抜けてしまう危険があります。
今回は壁の中の下地位置を確認しつつ、必要なところには補強板を取り付け、その上から受け金具を固定しました。

3）曲がり部分はジョイント金具でスムーズにつなぐ

階段のコーナー部分には角度調整ができるジョイント金具を使用しています。
これにより、手すりが途中で途切れることなく、階段のカーブに沿って連続して掴めるようになりました。

4）既設手すりも「握りやすい位置」に移設

既設の手すりは、笠木に近すぎて指が入りにくく、高さも合っていませんでした。
こちらも補強板を入れ直し、握りやすい位置に付け直すことで、しっかりと体重を預けられる安全な手すりになりました。

階段に手すりを設置するメリット

• 足元がふらついたときに、すぐに体を支えられる。
• 片手に荷物を持っていても、もう片方の手でバランスを取りやすい。
• ご高齢の方やお子さまがいても、安心して階段を使える。
• 将来、体力が落ちてきたときにも住み慣れた家で安全に暮らしやすくなる。

手すりは「もしものとき」に備える大切な安全設備です。
転倒してから慌てて付けるのではなく、「まだ大丈夫」と感じている今のうちに整えておくと安心です。

宇都宮市で階段手すり設置に使える補助金について

今回の工事を終えて

新設した手すりと移設した手すりにより、階段全体でしっかり掴まれるようになりました。
お客様からも「これで安心して上り下りできます」と喜びのお声をいただきました。
宇都宮市内で階段手すりの設置や、段差解消などのバリアフリー工事をご検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。