宇都宮市にて、屋根修繕・外壁塗装・雨樋交換工事を行いました。
今回は、ご近所様から「屋根の熨斗瓦がずれているのではないか」と声をかけられたことがきっかけでご相談いただいた現場です。
屋根の状態を確認し、瓦屋根の漆喰補修とラバーロックを行いながら、外壁塗装、木部塗装、軒天張替え、雨樋交換までまとめて施工しました。
足場を有効に使い、普段確認しづらい屋根まわりから外壁・雨樋まで、建物外まわり全体を整えた工事です。
ビフォーアフター

施工前の外観です。屋根まわりの状態確認をきっかけに、外壁や木部、雨樋まで含めて外まわり全体の工事を行うことになりました。

施工後の外観です。外壁塗装により建物全体が明るく整い、木部や雨樋もきれいに仕上がりました。
施工概要
| 施工場所 | 栃木県宇都宮市 |
|---|---|
| 工事内容 | 屋根修繕・外壁塗装・雨樋交換工事 |
| 施工箇所 | 瓦屋根・外壁・木部・役物・軒天・雨樋 |
| 工期 | 13日間 |
| 主な工程 | 足場設置/既存雨樋撤去/高圧洗浄/瓦屋根漆喰補修/南蛮漆喰充填/養生/木部下塗り/外壁下塗り/外壁中塗り/外壁上塗り/木部塗装/役物塗装/軒天解体/軒天張替え/瓦屋根ラバーロック/雨樋金具取付/軒樋・集水器・竪樋取付/排水確認/完工確認 |
| 施工方法 | 屋根の補修と外壁塗装、雨樋交換を足場設置に合わせてまとめて行う外装リフォーム工事 |
ご相談内容
ご近所様から屋根の熨斗瓦のズレについて声をかけられたことがきっかけで、屋根まわりの点検と修繕をご相談いただきました。
屋根の上は普段なかなか確認できないため、瓦のズレや漆喰の劣化、雨樋の傷みが進んでいても気づきにくい場所です。
現地確認の結果、屋根の漆喰補修や瓦のズレ対策に加え、外壁塗装、木部塗装、軒天張替え、雨樋交換もあわせて行うことになりました。
足場を設置するタイミングで外まわりをまとめて整えることで、効率よく施工でき、建物全体の保護にもつながります。
工法・使用部材
既存雨樋撤去・高圧洗浄
外壁塗装前に既存雨樋を撤去し、雨樋の裏側や金具まわりまで確認できる状態にしました。
その後、高圧洗浄で外壁・軒天・木部まわりの汚れやほこりを洗い流し、塗料が密着しやすい下地へ整えました。
瓦屋根の漆喰補修
棟まわりや下屋根部分の劣化した漆喰を撤去し、清掃後に新しい南蛮漆喰を充填しました。
古い漆喰を残したまま重ねるのではなく、傷んだ部分を取り除いてから補修することで、密着性と耐久性を高めます。
養生・木部下塗り
サッシまわり、屋根、ベランダ、塗装しない部分をビニールやマスカーで養生しました。
木部は雨風や紫外線の影響を受けやすいため、仕上げ塗装の前に下塗りを行い、塗料がしっかり密着する状態へ整えています。
外壁下塗り・中塗り・上塗り
外壁は下塗りで下地と塗料の密着を高め、中塗り・上塗りで塗膜に厚みを持たせました。
サッシまわりや凹凸部分は刷毛を使い、広い面はローラーで塗装し、塗りムラや塗り残しが出にくいように仕上げています。
木部・役物塗装
外壁だけでなく、柱まわりや見切り材、役物部分も塗装しました。
細かな部分まで色味と艶を整えることで、建物全体の印象が引き締まり、雨風から部材を守ることにもつながります。
軒天張替え
傷みが見られた軒天部分は、既存材を解体して下地を確認したうえで新しい軒天材へ張り替えました。
軒天は屋根裏まわりを守る部分でもあるため、表面だけを塗装するのではなく、状態に合わせた張替えが大切です。
瓦屋根ラバーロック
瓦のズレや動きを抑えるため、必要な箇所にラバーロックを行いました。
漆喰補修とあわせて施工することで、瓦まわりの状態を整え、雨水の侵入リスクを抑えやすくなります。
雨樋交換
墨出しで勾配を確認し、軒樋受け金具、軒樋、集水器、竪樋を取り付けました。
雨樋は雨水を正しく流すための大切な部材のため、取り付け位置や勾配、排水穴の位置を確認しながら施工しています。
費用の考え方
屋根修繕・外壁塗装・雨樋交換工事の費用は、建物の大きさ、足場の範囲、屋根補修の内容、外壁塗装面積、木部・役物の塗装範囲、軒天張替えの有無、雨樋交換範囲によって変わります。
今回のように屋根・外壁・雨樋を同時に施工する場合は、足場を共有できるため、別々に工事を行うよりも効率よく進めやすくなります。
正確なお見積りは現地調査後のご案内となります。
今回の職人日誌
施工の流れ

施工前確認
屋根・外壁・雨樋の状態を確認しました。屋根まわりの不具合をきっかけに、外まわり全体を整える工事を進めます。

足場設置・雨樋撤去
建物全体に足場を設置し、既存雨樋を撤去しました。雨樋の裏側や金具まわりも確認しやすい状態にします。

高圧洗浄
外壁や付帯部に付着した汚れを洗い流しました。塗料をしっかり密着させるための大切な下準備です。

瓦屋根漆喰補修
劣化した既存漆喰を撤去し、清掃後に南蛮漆喰を充填しました。雨水の侵入を防ぐために重要な工程です。

養生
サッシまわりや屋根、ベランダなど、塗料が付いてはいけない部分を保護しました。仕上がりを左右する大切な作業です。

外壁下塗り
外壁の下塗りを行いました。下塗りは外壁と仕上げ塗料を密着させるための重要な工程です。

外壁中塗り
下塗り後、中塗りを行いました。外壁の凹凸にも塗料が行き渡るよう、刷毛とローラーを使い分けます。

外壁上塗り
上塗りで色ムラを整え、塗膜に厚みを持たせました。外壁を雨風や紫外線から守る仕上げ工程です。

木部・役物塗装
木部や役物部分を塗装しました。外壁だけでなく細部まで整えることで、建物全体の印象が引き締まります。

軒天張替え
傷みが見られた軒天を張り替えました。下地を確認し、新しい軒天材で屋根裏まわりをきれいに整えます。

ラバーロック
瓦のズレや動きを抑えるため、必要な部分へラバーロックを行いました。屋根まわりの安心につながる補修です。

雨樋金具取付
軒樋の勾配を確認しながら墨出しを行い、受け金具を取り付けました。雨水を正しく流すための基準になります。

新規雨樋取付
軒樋を受け金具へ取り付け、集水器や竪樋を接続しました。雨水がスムーズに流れるよう納まりを確認します。

完工
屋根修繕、外壁塗装、軒天張替え、雨樋交換が完了しました。建物全体の外まわりがきれいに整いました。
今回の工事ポイント
屋根・外壁・雨樋を同時に施工することで足場を有効活用できます
屋根修繕、外壁塗装、雨樋交換はいずれも高所作業を伴う工事です。
同じ足場でまとめて施工することで、別々に工事するよりも効率よく進めやすく、普段確認しづらい箇所までまとめて点検できます。
漆喰補修は古い材料を撤去してから行うことが大切です
劣化した漆喰の上から新しい材料を重ねても、下地が弱いままだと早期の剥がれにつながることがあります。
傷んだ漆喰を撤去し、清掃してから南蛮漆喰を充填することで、補修後の持ちが良くなります。
外壁塗装は洗浄・下塗り・中塗り・上塗りの積み重ねが重要です
外壁塗装は、仕上げ色を塗るだけの工事ではありません。
高圧洗浄で汚れを落とし、下塗りで密着を高め、中塗り・上塗りで塗膜を重ねることで、きれいで長持ちする仕上がりにつながります。
木部や役物まで塗装すると建物全体の印象が引き締まります
外壁だけをきれいにしても、木部や見切り材、役物部分の色あせが残ると全体の仕上がりに差が出ます。
細かな部分まで塗装することで、見た目の統一感と部材の保護につながります。
軒天は傷み具合に合わせて張替え判断が必要です
軒天は湿気や経年劣化により傷みが出ることがあります。
表面だけを塗装しても、材料自体が傷んでいる場合は長持ちしないため、状態に合わせて張替えることが大切です。
雨樋は勾配と排水確認が仕上がりを左右します
雨樋は見た目だけでなく、屋根から流れる雨水を正しく排水できるかが重要です。
金具の位置、軒樋の勾配、集水器や竪樋の接続を確認することで、外壁や軒天まわりの雨水被害を防ぎやすくなります。
よくある質問
Q. 屋根修繕と外壁塗装は一緒にできますか?
A. はい、対応できます。どちらも足場を使う工事のため、同時に行うことで効率よく施工しやすくなります。
Q. 漆喰が剥がれていると雨漏りしますか?
A. すぐに雨漏りするとは限りませんが、雨水が入り込みやすくなり、瓦のズレや内部の傷みにつながる可能性があります。早めの確認がおすすめです。
Q. ラバーロックとは何ですか?
A. 瓦同士のズレや動きを抑えるために、専用のシーリング材で必要な部分を固定する補修方法です。屋根の状態に合わせて施工範囲を判断します。
Q. 雨樋交換は外壁塗装と一緒にした方が良いですか?
A. 雨樋の劣化がある場合は、外壁塗装と同時施工がおすすめです。雨樋を外した状態で塗装できるため、裏側や金具まわりまできれいに仕上げやすくなります。
Q. 軒天は塗装ではなく張替えになることもありますか?
A. はい、あります。表面の汚れ程度であれば塗装で対応できる場合もありますが、材料自体が傷んでいる場合は張替えが必要です。
Q. 正確な費用はどうすれば分かりますか?
A. 屋根の状態、外壁面積、雨樋交換範囲、軒天や木部の補修範囲によって変わるため、現地調査後に正確なお見積りをご案内します。
外壁塗装をご検討中の方へ
外壁材のメンテナンス時期、費用の目安、塗料選び、業者選び、屋根工事と同時に行うメリットなどをまとめたページです。
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