栃木県宇都宮のリフォーム店[家の修理やさん】
お世話になります。
イープラスの石川です。
宇都宮市で行っている、瓦屋根の雨漏り修繕工事2日目です。
前回は、瓦撤去、ルーフィング張り、桟木取り付け、瓦の一部葺き戻しまで行いました。
本日は、寄棟屋根の隅棟まわりを中心に、切り瓦の復旧と、南蛮漆喰を使った台面作りを進めていきます。
寄棟屋根は、屋根面が斜めにぶつかる部分に「隅棟」があります。
この隅棟まわりは、瓦を斜めに加工して納めるため、通常の平瓦部分よりも手間がかかる場所です。
施工前の写真になります。
前回までにルーフィングと桟木を施工し、瓦の葺き戻しを進めています。
本日は、隅棟まわりに残っている切り瓦の復旧と、棟部分の下地作りを行います。
寄棟屋根の隅棟部分は、瓦が斜めに納まるため、瓦の位置や重なりを確認しながら作業する必要があります。
切り瓦の納まりが悪いと、瓦の浮きやズレにつながるため、1枚ずつ確認しながら戻していきます。

隅棟まわりの切り瓦復旧
隅棟の左右に入る瓦は、棟の斜めのラインに合わせて加工されています。
通常の平瓦とは違い、形や大きさが1枚ずつ異なるため、元の位置を確認しながら丁寧に戻していきます。
確認するポイントは、瓦が隅棟のラインに沿っているか、左右の出幅がそろっているか、浮きやガタつきがないかです。
小さく加工された瓦は動きやすいため、納まりを確認しながら施工します。

切り瓦を安定させるための南蛮漆喰入れ
隅棟まわりの切り瓦を戻す前に、棟の中心部分へ南蛮漆喰を入れています。
この作業は、切り瓦を安定して納めるための下地作りです。
寄棟屋根の隅棟部分は、瓦を斜めに加工して納めるため、瓦の座りが悪くなりやすい場所です。
そのため、切り瓦を復旧する前に南蛮漆喰を入れ、瓦の受けになる部分を整えていきます。
南蛮漆喰を入れることで、切り瓦のガタつきやズレを抑え、安定して納まるようになります。
後から行う棟の復旧作業も、この下地がきれいにできていることで納まりやすくなります。

銅線による瓦の固定
瓦を葺き戻しながら、落下防止のため銅線で固定していきます。
既存瓦を再利用する葺きなおし工事では、瓦の位置や重なりを確認しながら戻していきます。
そのうえで、ズレや落下を防ぐために、必要な箇所は銅線で緊結します。
特に隅棟まわりの切り瓦は、通常の瓦より小さく加工されているため、動きやすい部分です。
瓦をただ並べるだけではなく、銅線でしっかり固定することで、施工後のズレや落下を防ぎます。

木枠を使った台面作り
木枠を使って、南蛮漆喰の台面を作っていきます。
今回のような寄棟屋根では、隅棟のラインに合わせて棟を組み直していきます。
そのため、棟瓦を安定して納めるための台面作りが重要になります。
写真のように木枠を定規代わりに使用し、南蛮漆喰の幅と高さをそろえながら成形していきます。
手作業だけで整えるよりも、木枠を使うことで台面の通りが出しやすくなります。
この台面が、後から施工する棟瓦の下地になります。

南蛮漆喰の均し作業
南蛮漆喰を入れた後、表面を均していきます。
台面は、ただ南蛮漆喰を置くだけではなく、高さや幅をそろえながら整える必要があります。
棟瓦が安定して乗るように、表面を均しながら形を作っていきます。
寄棟屋根の隅棟部分は斜めに下がっていくため、棟のラインに合わせて通りを確認しながら施工します。
ここでしっかり台面を作ることで、棟瓦の座りが良くなり、仕上がりもきれいになります。

台面の整え
木枠を外しながら、南蛮漆喰の台面を整えていきます。
余分な南蛮漆喰を取り除き、棟のラインに合わせて形を整えます。
台面に大きな凹凸があると、棟瓦を戻したときにガタつきが出るため、丁寧に仕上げていきます。
この作業は、見えなくなる下地部分ではありますが、棟の安定性に関わる大切な工程です。

鬼瓦まわりの確認
鬼瓦まわりの納まりを確認しています。
鬼瓦は、棟の端部に取り付けられる瓦です。
棟の端部は風の影響を受けやすく、納まりが悪いとズレやすい箇所でもあります。
鬼瓦の位置を確認しながら、台面の高さや南蛮漆喰の納まりを調整していきます。
棟全体の通りとあわせて確認することで、仕上がりがきれいになります。

台面作り完了
台面作りが完了しました。
大棟と隅棟のラインに沿って、南蛮漆喰の台面を作りました。
この台面が乾燥した後、棟瓦を組み直していきます。
本日は、隅棟まわりの切り瓦復旧、銅線による固定、南蛮漆喰を使った台面作りまで行いました。
南蛮漆喰が乾燥するのを待つため、本日の施工はここで終了です。

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