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/ Staff blog /
2026.06.02

宇都宮市 屋根修繕工事 3日目 完工 *棟組み直しとラバーロック工法

栃木県宇都宮のリフォーム店[家の修理やさん】

 

お世話になります。

イープラスの石川です。

宇都宮市で行っている瓦屋根の雨漏り修繕工事は、本日で3日目になります。

前回までに、瓦の撤去、ルーフィング張り、桟木取り付け、瓦の葺き戻し、隅棟まわりの切り瓦復旧、南蛮漆喰による台面作りまで完了しています。

本日は、乾燥させていた台面の上に、のし瓦と棟瓦を組み直し、鬼瓦まわりの漆喰処理、仕上げのコーキング充填まで行い、屋根修繕工事完工となります。

 

 

 

 

 

 

↓ 施工前の写真になります。

前回作った南蛮漆喰の台面が乾燥したことを確認してから、本日の作業に入ります。

棟部分は屋根の一番高い位置にあり、雨風の影響を受けやすい箇所です。
そのため、のし瓦や棟瓦をただ戻すだけではなく、高さ・通り・納まりを確認しながら、雨水が入りにくい形に整えていくことが大切です。

 

 

↓ 前回作った台面の上に、のし瓦を積むための漆喰を入れていきます。

のし瓦は、棟を組み上げるための土台になる瓦です。
漆喰を入れながら高さを調整し、棟のラインがまっすぐ通るように施工していきます。

漆喰の量が多すぎると外にはみ出しやすくなり、雨水が当たりやすい仕上がりになってしまいます。
反対に少なすぎると、のし瓦が安定せず、ズレやガタつきの原因になります。

そのため、瓦の座りを確認しながら、必要な量を入れて丁寧に整えていきます。

熨斗瓦部分に漆喰を入れている様子になります。

 

 

↓漆喰を入れ終わった後は、棟瓦を適切な位置に置いていきます。

漆喰の上に棟瓦を仮置きしながら、位置と高さを確認します。

棟瓦は、屋根の頂部を仕上げる大切な部分です。
ここが曲がってしまうと見た目にも影響しますし、納まりが悪いと雨水が入り込みやすくなることがあります。

大棟から隅棟まで、棟の通りを確認しながら一枚ずつ設置していきます。

漆喰が入れ終わった後は、棟瓦を置いていきます。

 

 

↓ 鬼瓦部分に漆喰を入れている様子になります。

鬼瓦は、棟の端部に取り付けられる瓦です。
棟の先端部分は風の影響を受けやすく、雨水も入り込みやすい箇所になるため、漆喰でしっかり納まりを整えます。

鬼瓦まわりに隙間が残ると、雨水の吹き込みや棟内部の劣化につながることがあります。
そのため、鬼瓦の位置を確認しながら、周囲に漆喰を入れて固定性と雨仕舞いを高めていきます。

仕上がりの見た目にも関わる部分なので、余分な漆喰を整えながら丁寧に仕上げます。

鬼瓦部分に漆喰を入れている様子になります。

 

 

↓ 隅棟も同様、漆喰を入れて熨斗瓦を置いていていき、作業を進めて行きました。

今回の屋根は寄棟の瓦屋根です。
寄棟屋根には、大棟だけでなく、斜めに下がる隅棟があります。

隅棟部分は、屋根面同士が斜めにぶつかる場所なので、瓦の納まりが複雑になります。
前回、隅棟まわりの切り瓦を復旧し、南蛮漆喰で台面を作っておいたため、本日はその上に棟を組み直していきます。

隅棟は斜めに下がっていくため、のし瓦の高さや通りを確認しながら、1段ずつ慎重に施工します。
棟のラインがきれいに出るよう、左右のバランスも見ながら進めました。

隅棟も同様、漆喰を入れて熨斗瓦を置いていていき、作業を進めて行きました。

 

 

↓ ラバーロック工法を行っている様子になります。

棟瓦や鬼瓦まわりの納まりを確認した後、必要な箇所にシーリング材を使用してラバーロック工法を行っていきます。

ラバーロック工法は、瓦同士を部分的に固定し、瓦のズレや浮き、落下を防止するための施工です。
ただし、瓦のすき間をすべて埋めてしまうと、瓦の下に入った雨水の逃げ道を塞いでしまうため、施工箇所を確認しながら必要な部分だけを固定していきます。

今回は、棟瓦や鬼瓦まわりなど、風の影響を受けやすい箇所を中心に施工しました。

コーキング充填を行っている様子になります。

 

 

↓ ラバーロック工法完了になります。

瓦同士の必要な箇所を固定し、棟瓦や鬼瓦まわりのズレ防止を行いました。

ラバーロック工法は、瓦を固定して安定させるための施工ですが、施工方法を誤ると雨水の逃げ道を塞いでしまうことがあります。
そのため、瓦全体を固めるのではなく、雨水の流れを妨げないように確認しながら部分的に施工しています。

仕上げ後は、瓦のズレや浮きがないか、棟まわりの納まりに問題がないかを確認しました。

コーキング充填完了になります。

 

 

↓ 本日の作業で屋根の修繕工事が完了となりました。

大棟、隅棟、鬼瓦まわりの納まりを確認し、瓦のズレや浮き、コーキングの充填状態を最終確認しました。

今回の工事では、雨漏り修繕として瓦屋根の一部を葺きなおし、古くなった防水紙と桟木を新しくしたうえで、既存瓦を葺き戻しています。
さらに、寄棟屋根の隅棟まわりでは、切り瓦を復旧し、南蛮漆喰で台面を作り、棟を組み直しました。

瓦屋根は、表面の瓦だけで雨を防いでいるわけではありません。
瓦の下にあるルーフィング、瓦を支える桟木、棟まわりの漆喰や納まりが整っていて、はじめて雨漏りを防ぎやすい状態になります。

本日の作業で屋根の修繕工事が完了になりました。

本日の作業は、以上で終了になります。お疲れ様でした。

 

 

 

今日のbefore after

 

before                 after

   

 

 

本日の工事ポイント

本日のポイントは、棟の組み直しと鬼瓦まわりの雨仕舞いです。

棟部分は、屋根の中でも雨風の影響を受けやすい場所です。
漆喰が劣化したり、棟瓦がズレたりすると、雨水が内部へ入り込み、雨漏りにつながることがあります。

今回は、前回作った南蛮漆喰の台面の上に、のし瓦と棟瓦を組み直し、棟の通りと高さを確認しながら施工しました。
また、鬼瓦まわりや棟瓦の取り合い部分には、必要に応じてコーキングを充填し、細かな隙間にも配慮しています。

見た目を整えるだけでなく、雨水が入りにくい納まりにすることが、瓦屋根修繕では大切です。

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