宇都宮市にて、ブロック塀へのサイディング張り・塗装工事を行いました。
以前はブロック塀の隣に建物があり、外からはほとんど見えない状態でしたが、建物を取り壊したことで既存のブロック塀が見えるようになり、見た目が気になるとのことでご相談をいただきました。
今回は、既存のブロック塀に下地を取り付け、透湿シートを張ったうえでサイディングを施工しました。
さらに、サイディング上部の水切り取付、取り合い部のコーキング処理、下部の境界ブロック塀塗装まで行い、外観全体がすっきりまとまるように仕上げています。
ビフォーアフター

施工前のブロック塀です。建物解体後に外から見えるようになり、経年による汚れや色あせが目立つ状態でした。

ブロック塀へサイディングを張り、下部の境界ブロック塀を塗装しました。明るいサイディングと濃い塗装色の組み合わせで、外観がすっきり整いました。
施工概要
| 施工場所 | 栃木県宇都宮市 |
|---|---|
| 工事内容 | ブロック塀サイディング張り・境界ブロック塀塗装工事 |
| 工期 | 3日間 |
| 主な工程 | 施工前確認/高圧洗浄/干渉部サンダー調整/下地取り付け/透湿シート張り/鉄筋部錆止め塗装/L字アングル取付/端部カバー取付/サイディング張り/壁水切り取付/コーキング充填/下部ブロック塀養生/下塗り/中塗り/上塗り/完工確認 |
| 施工方法 | 既存ブロック塀に下地を組み、透湿シートとサイディングで仕上げ、下部を塗装で整える外構仕上げ工事 |
ご相談内容
建物の解体により、これまで外から見えにくかった既存ブロック塀が見えるようになり、外観の印象を整えたいとのことでご相談いただきました。
既存のブロック塀は、汚れや色あせがあり、そのままの状態では建物まわりの印象が重く見えてしまう状態でした。
今回は、ブロック塀へ直接仕上げ材を張るのではなく、干渉部分を調整して下地を取り付け、透湿シートを施工してからサイディングを張りました。
また、下部の境界ブロック塀も塗装し、全体の色バランスが整うように仕上げました。
工法・使用部材
高圧洗浄
施工前に、基礎やブロック部分へ付着した土ぼこりや汚れを高圧洗浄で洗い流しました。
汚れが残ったまま下地工事や塗装を行うと、仕上がりや密着性に影響するため、最初に表面を整えています。
下地取り付け
既存ブロック塀の干渉する部分をサンダーで削って調整し、ハンマードリルで下穴を開けてから下地材を固定しました。
下地の通りや固定状態が悪いと、サイディングの仕上がりに歪みが出やすくなるため、一本ずつ確認しながら施工しました。
透湿シート
下地取り付け後、サイディングの裏側へ透湿シートを張りました。
外部からの雨水の侵入を抑えながら、内部の湿気をこもりにくくするため、仕上がると見えなくなる部分まで配慮しています。
錆止め塗装
ブロック塀の一部に鉄筋が見えている箇所があったため、錆止め塗料を塗布しました。
露出した鉄筋をそのままにすると雨水や湿気で錆が進みやすいため、サイディング施工前に防錆処理を行っています。
サイディング張り
L字アングルや端部カバーを取り付けたうえで、サイディングを縦張りで施工しました。
端部の納まりを先に整えることで、サイディングの切り口をきれいに隠し、仕上がりの見た目も整いやすくなります。
水切り・コーキング処理
サイディング上部には壁水切りを取り付け、取り合い部分にはコーキングを充填しました。
上部や端部は雨水が入り込みやすい箇所のため、隙間が残らないよう丁寧に処理しています。
境界ブロック塀塗装
下部のブロック塀は、下塗り・中塗り・上塗りの3工程で仕上げました。
濃い色で塗装することで、明るいサイディングとのバランスが良くなり、全体が引き締まった印象になりました。
費用の考え方
ブロック塀へのサイディング張り工事の費用は、施工面積、既存ブロック塀の状態、下地調整の範囲、使用するサイディング材、端部カバーや水切りの施工範囲、塗装の有無によって変わります。
今回のように、サイディング張りだけでなく、下部のブロック塀塗装まで行う場合は、塗装面積や下地処理の内容も費用に関わります。
正確なお見積りは現地調査後のご案内となります。
今回の職人日誌
施工の流れ

施工前確認
建物解体後に見えるようになった既存ブロック塀を確認しました。汚れや色あせがあり、外観を整えるためにサイディング仕上げを行います。

高圧洗浄
ブロック塀や基礎部分に付着した土ぼこりや汚れを高圧洗浄で洗い流しました。下地工事や塗装の前に表面を整えます。

干渉部分の調整
下地材を取り付ける際に干渉する部分をサンダーで削り、できるだけ平らになるように整えました。

下地材取り付け
ハンマードリルで下穴を開け、コンクリートビスで下地材を固定しました。サイディングをしっかり支える土台になります。

下地取り付け完了
下地の取り付けが完了しました。通りや固定状態を確認し、サイディングを張れる状態に整えています。

透湿シート張り
下地の上から透湿シートを張りました。仕上がると見えなくなる部分ですが、雨水や湿気対策として大切な工程です。

鉄筋部分の錆止め
ブロック塀に鉄筋が見えている箇所があったため、錆止め塗装を行いました。仕上げ前に防錆処理をしておきます。

端部部材取り付け
サイディングの端部をきれいに納めるため、L字アングルや端部カバーを取り付けました。仕上がりの見た目に関わる大切な作業です。

サイディング張り
サイディングを縦張りで施工しました。下地位置を確認しながら、一枚ずつ通りを合わせて固定していきます。

サイディング張り完了
サイディング張りが完了しました。ベージュ系の仕上がりで、既存ブロック塀の状態から明るい印象に変わりました。

壁水切り取り付け
サイディング上部に壁水切りを取り付けました。上部の取り合い部分を保護し、見た目もすっきり納めます。

コーキング処理
水切りまわりの取り合い部分にコーキングを充填しました。外部に面するため、隙間が残らないよう丁寧に施工します。

下部ブロック塀 下塗り
サイディング部分を養生し、下部のブロック塀に下塗りを行いました。仕上げ塗料の密着を良くする工程です。

中塗り
下塗り後、濃い色で中塗りを行いました。下部を落ち着いた色にすることで、全体が引き締まった印象になります。

上塗り
仕上げの上塗りを行いました。色ムラや塗り残しがないよう、全体を確認しながら丁寧に仕上げます。

完工
サイディング張りと下部ブロック塀塗装が完了しました。明るいサイディングと濃い塗装色で、外観全体がきれいにまとまりました。
今回の工事ポイント
既存ブロック塀へ直接張らず、下地を整えることが大切です
ブロック塀は一見まっすぐに見えても、表面に凹凸や段差がある場合があります。
そのままサイディングを張ると、仕上がりに歪みが出たり、固定が不安定になる原因になります。
下地をしっかり組むことで、仕上がりの通りと固定性を確保しやすくなります。
仕上がると見えない部分の処理が長持ちにつながります
透湿シートや鉄筋部分の錆止めは、サイディングを張ると見えなくなる部分です。
しかし、こうした下地側の処理を丁寧に行うことで、雨水や湿気への備えになり、安心できる仕上がりにつながります。
端部の納まりが仕上がりの印象を左右します
サイディングは面を張るだけでなく、端部や上部の納まりがとても大切です。
L字アングル、端部カバー、水切りをきちんと取り付けることで、切り口が見えにくくなり、全体がすっきりした印象になります。
水切りとコーキングで雨仕舞いを整えます
サイディング上部や取り合い部分は、雨水が入り込みやすい箇所です。
水切りを取り付け、隙間にコーキングを充填することで、見た目だけでなく雨仕舞いにも配慮した仕上がりになります。
下部ブロック塀まで塗装すると全体が引き締まります
サイディング部分だけをきれいにしても、下部のブロック塀が古いままだと仕上がりに差が出ることがあります。
下塗り・中塗り・上塗りで下部まで整えることで、外観全体に統一感が出て、完成後の印象が大きく変わります。
よくある質問
Q. ブロック塀にサイディングを張ることはできますか?
A. 状態によりますが、下地を組んだうえでサイディングを張れる場合があります。
既存のブロック塀へ直接張るのではなく、下地の固定状態や通りを確認しながら施工することが大切です。
Q. 透湿シートは必要ですか?
A. サイディングの裏側に施工することで、外部からの雨水侵入を抑えながら、湿気がこもりにくい状態にするために使用します。
仕上がると見えない部分ですが、大切な下地工程です。
Q. サイディングの端部処理はなぜ必要ですか?
A. サイディングの切り口や端部をそのままにすると、見た目が悪くなるだけでなく、納まりが不安定になる場合があります。
端部カバーや水切りで仕上げることで、きれいに見せながら雨仕舞いにも配慮できます。
Q. ブロック塀の下部だけ塗装できますか?
A. 状態によっては可能です。
汚れや劣化の状態を確認し、下塗り・中塗り・上塗りで仕上げることで、見た目を整えることができます。
Q. 建物解体後に見えるようになった塀もきれいにできますか?
A. はい、対応できます。
既存の状態や見え方に合わせて、塗装・サイディング張り・部分補修など、外観を整える方法をご提案します。
Q. 外構まわりの小さな見た目改善も相談できますか?
A. はい、可能です。
ブロック塀、フェンス、外壁まわり、境界部分など、気になる箇所の状態を確認し、必要な工事をご提案します。
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