栃木県宇都宮市にて、屋根修繕工事・外塀修繕工事を行いました。
今回は、大屋根の下り棟が崩れている箇所と、外塀の膨れ・剥がれ・破損が見られる箇所を、同時に修繕した工事です。
屋根は、既存の瓦と土台を撤去し、補強金具を取り付けてから南蛮漆喰で土台を作り直しました。
再利用できる瓦は選別して使用し、必要な部分は新しい瓦に差し替えながら、棟を組み直しています。
外塀は、浮きや剥がれ部分を撤去し、モルタル成型、模様付け塗装まで行い、できる範囲で見た目と耐久性を整えました。
ビフォーアフター

屋根修繕前です。
大屋根の下り棟が瓦ごと崩れ、土台部分が傷んでいる状態でした。
棟まわりは雨水が入りやすい部分でもあるため、土台から作り直す必要がありました。

屋根修繕後です。
土台から作り直し、再利用できる瓦を選別しながら棟を組み直しました。
棟瓦の通りも整い、雨仕舞にも配慮した仕上がりになりました。

外塀修繕前です。
門柱や外塀に膨れ、剥がれ、欠損が見られました。
欠損部分から雨水が入り、仕上げ材が浮いてしまったと考えられる状態です。

外塀修繕後です。
浮きや剥がれを撤去し、モルタル成型と模様付け塗装で仕上げました。
傷んでいた部分が整い、道路側から見た印象もきれいになりました。
施工概要
| 施工場所 | 栃木県宇都宮市 |
|---|---|
| 工事内容 | 屋根修繕工事・外塀修繕工事 |
| 参考価格 | ¥810,000〜 |
| 屋根修繕内容 | 既存瓦・棟土台撤去、補強金具取付、南蛮漆喰による土台形成、のし瓦復旧、心木取付、丸瓦取付、ビス頭シーリング処理 |
| 外塀修繕内容 | 浮き・剥がれ箇所撤去、欠損部補修、モルタル成型、模様付け塗装 |
| 施工のポイント | 屋根の下り棟を土台から組み直し、外塀は予算の範囲内で可能な限り補修 |
ご相談内容
今回は、宇都宮市で行った屋根修繕工事と外塀修繕工事です。
屋根は、大屋根の下り棟が崩れて瓦がなくなり、土台部分まで傷んでいる状態でした。
別の下り棟にも曲がりが見られ、棟部分の固定が弱くなっていることが考えられました。
外塀は、表面の膨れや剥がれ、破損が見られる状態でした。
外塀全体を大きく直すには大規模な工事が必要になるため、お客様とご相談のうえ、予算の範囲内で可能な限り補修する内容で施工しました。
屋根と外塀、別々の工事内容ですが、今回はまとめて対応しています。
工法・使用部材
下り棟の組み直し
崩れていた下り棟は、既存の瓦と傷んだ土台を撤去し、土台から作り直しました。
棟は屋根の中でも雨水が入りやすく、風や地震の影響も受けやすい部分です。
曲がりや崩れをそのままにせず、しっかり組み直すことが大切です。
補強金具の取付
棟部分には補強金具を取り付けました。
補強金具と心木を組み合わせることで、棟瓦を固定しやすくなり、地震や強風によるズレ・崩れを抑えることにつながります。
南蛮漆喰による土台形成
既存の棟幅に合わせて型枠を組み、南蛮漆喰を敷き詰めて土台を形成しました。
棟の土台がしっかりしていないと、のし瓦や丸瓦が安定しにくくなるため、下地づくりから丁寧に行っています。
瓦の選別と再利用
既存瓦の中で再利用できるものは選別し、使える瓦は再利用しました。
再利用できない瓦は新しい瓦に差し替えながら、全体の納まりを確認して組み直しています。
丸瓦取付・シーリング処理
丸瓦は通し穴を開け、錆びにくいステンレスビスで固定しました。
仕上げにビス頭へシーリング処理を行い、雨水の侵入を防ぐようにしています。
外塀の部分補修・模様付け塗装
外塀は、浮きや剥がれが出ている部分を撤去し、モルタルで形を整えました。
その後、既存の仕上がりに近づけるよう模様付け塗装を行い、補修した部分ができるだけ自然に見えるよう仕上げています。
施工中の様子

既存の瓦と棟の土台を撤去しました。
傷んだ土台を残したままでは新しい棟が安定しにくいため、まずは下地から整えます。

棟をしっかり固定するため、補強金具を取り付けます。
風や揺れに対して、棟瓦がズレにくくなるようにするための大切な工程です。

既存棟幅に合わせて、南蛮漆喰で土台を形成しました。
完成後は見えにくい部分ですが、棟の強さと仕上がりに関わる重要な下地です。

土台形成後、のし瓦を一段ずつ並べていきます。
棟の通りを確認しながら、瓦をまっすぐ納めていきます。

補強金具に心木を取り付けました。
この心木に丸瓦を固定していくため、棟の強度に関わる大切な部分です。

丸瓦を取り付けていきます。
ステンレスビスで固定し、雨仕舞と耐風性に配慮しながら仕上げました。

丸瓦を固定したビス頭にシーリング処理を行いました。
小さな部分ですが、雨水の侵入を防ぐために大切な仕上げです。

棟の組み直し完了です。
波打っていた棟の通りを整え、土台からしっかり作り直しました。

外塀表面の剥がれです。
このような部分から雨水が入り込むと、さらに膨れや剥がれが広がることがあります。

外塀上部にも欠損や傷みが見られました。
傷んだ部分を確認し、補修できる範囲を整理して作業を進めます。

浮きや剥がれがある部分を撤去しました。
しっかり密着していない部分を残すと、補修後に再び剥がれる原因になるため、下地処理を丁寧に行います。

補修後、既存の仕上げに合わせるように模様付け塗装を行いました。
補修跡が目立ちにくくなるよう、見た目にも配慮して仕上げています。
費用の考え方
今回の参考価格は、¥810,000〜です。
屋根修繕工事の費用は、棟の長さ、瓦の再利用可否、土台の傷み具合、補強金具の有無、足場の必要性によって変わります。
外塀修繕工事の費用は、補修範囲、膨れや剥がれの状態、欠損の大きさ、モルタル成型の範囲、仕上げ塗装の内容によって変わります。
今回のように屋根修繕と外塀修繕を同時に行う場合は、現地確認のうえ、必要な工事内容を整理してご案内いたします。
工期について
屋根修繕は、既存棟の撤去、補強金具取付、南蛮漆喰による土台形成、瓦の復旧、丸瓦固定、シーリング処理という流れで進みます。
外塀修繕は、浮き・剥がれの撤去、欠損部補修、モルタル成型、模様付け塗装を行います。
工期は、屋根や外塀の傷み具合、補修範囲、天候によって変わります。
対応エリア
家の修理やさん。(イープラス)では、宇都宮市を中心に栃木県内で、屋根修繕、瓦工事、漆喰工事、外塀修繕、外壁塗装、雨樋交換、内装工事、水回りリフォームなどを行っています。
屋根と外構、屋根と外壁など、工事内容が分かれている場合もお気軽にご相談ください。
保証・アフターについて
工事後も、屋根の棟まわり、瓦のズレ、ビス頭のシーリング、外塀の剥がれや膨れなどで気になる点がありましたらご相談ください。
屋根や外塀は、雨風や地震の影響を受けやすい部分です。
地域密着の自社施工店として、工事後のご相談にも対応しています。
施工の流れ
屋根・外塀の状態確認
屋根の下り棟の崩れやゆがみ、外塀の膨れ・剥がれ・破損を確認します。
補修範囲を見極めながら、必要な工事内容を整理します。
既存棟の撤去
傷んだ棟瓦と土台を撤去します。
土台が崩れている場合は、表面だけ直しても再発する可能性があるため、下地から作り直します。
補強金具取付
棟を固定するための補強金具を取り付けます。
棟瓦のズレや飛散を抑えるために、見えなくなる部分もしっかり施工します。
南蛮漆喰で土台形成
既存棟幅に合わせて南蛮漆喰を敷き詰め、土台を作ります。
棟の通りと高さを確認しながら、瓦を戻す準備をします。
のし瓦・丸瓦の復旧
再利用できる瓦を選別しながら、のし瓦と丸瓦を組み直します。
再利用できないものは新しい瓦に差し替えて施工します。
ビス固定・防水処理
丸瓦をステンレスビスで固定し、ビス頭にシーリング処理を行います。
雨水が入りやすい細かな部分まで確認して仕上げます。
外塀の浮き・剥がれ撤去
外塀の浮きや剥がれ部分を撤去します。
密着していない部分を残さず、補修材がしっかり付くように下地を整えます。
モルタル成型
欠損部分や撤去した箇所をモルタルで成型します。
既存の外塀の形に合わせて、できるだけ自然に見えるよう整えます。
模様付け塗装
補修した部分に模様付け塗装を行います。
既存の外塀との違和感をできるだけ抑え、見た目を整えます。
清掃・完工確認
屋根の棟まわり、瓦の固定、シーリング箇所、外塀の補修部分を確認します。
最後に清掃を行い、工事完了です。
今回の工事ポイント
下り棟を土台から作り直しました
崩れていた棟は、表面だけを直すのではなく、傷んだ土台を撤去してから作り直しました。
棟は屋根の雨仕舞に関わる重要な部分なので、下地から整えることが大切です。
補強金具で棟を固定しやすくしました
棟補強金具を使い、心木と組み合わせて丸瓦を固定しました。
地震や強風によるズレ・崩れを抑えるため、見えなくなる部分までしっかり施工しています。
使える瓦は再利用しました
既存瓦の中で再利用できるものは選別して使用しました。
すべてを新しくするのではなく、使えるものを活かしながら施工することで、費用面にも配慮しています。
外塀は予算に合わせて可能な限り補修しました
外塀全体を大きく直すには大規模な工事が必要になる場合があります。
今回はお客様と相談し、浮き・剥がれ・破損が見られる箇所を中心に、できる範囲で補修しました。
屋根と外塀を同時に施工しました
屋根修繕と外塀修繕は工事の種類が違いますが、同時にご相談いただくことでまとめて対応できます。
「屋根屋さん」「塗装屋さん」「外構屋さん」と分けて悩まず、住まいの気になる部分を一緒に確認できます。
よくある質問
Q. 棟が曲がっている場合、直した方がいいですか?
A. はい、早めの確認をおすすめします。棟が曲がっていると、瓦のズレや隙間から雨水が入りやすくなり、雨漏りや下地の傷みにつながることがあります。
Q. 瓦は再利用できますか?
A. 割れや欠けがなく、状態に問題がない瓦であれば再利用できる場合があります。今回は再利用できる瓦を選別しながら施工しました。
Q. 外塀の膨れや剥がれはなぜ起きますか?
A. 雨水や湿気が内部に入り、塗膜や仕上げ材が浮いてしまうことがあります。欠損部分やひび割れから水が入り込むと、膨れや剥がれが広がる場合があります。
Q. 外塀は部分補修だけでもできますか?
A. 状態によっては可能です。外塀全体の改修が必要な場合もありますが、今回はお客様と相談し、予算の範囲内で可能な限り部分補修を行いました。
Q. 屋根修繕と外塀修繕を一緒に相談できますか?
A. はい、ご相談いただけます。家の修理やさん。では屋根、外壁、外構、水回り、内装など住まいの修理を幅広く対応しています。
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