栃木県宇都宮市戸祭にて、外壁からの雨漏りに伴う外壁補修工事を行いました。
今回は「外壁から雨漏りしている」とのご相談をいただいたことが工事のきっかけです。
現地を確認すると、窓上部の外壁には複数のひび割れが見られました。
ただし、外壁の雨漏りはひび割れだけでなく、
外壁材の継ぎ目や窓まわりなど、さまざまな箇所から雨水が浸入する場合があります。
今回は表面だけを補修するのではなく、雨漏りが発生している範囲の既存外壁を部分的に撤去。
透湿防水シートから施工し直し、ラスカット・ハイモルで外壁下地を復旧しました。
さらに既存外壁との取り合いをシーリング材で防水処理し、
最後は既存外壁に近い凹凸模様を付けて下塗り・中塗り・上塗りで仕上げています。
ビフォーアフター

施工前の外壁です。
窓の上部を中心に複数のひび割れが確認できました。
今回は雨漏りが発生している範囲の外壁を部分的に撤去し、
表面だけではなく内部の防水層から補修します。

外壁の撤去から防水層・外壁下地を復旧し、
既存外壁との取り合いを防水処理したあと、
周囲に近い凹凸模様を付けて塗装しました。
3日間の外壁雨漏り補修工事が完了です。
施工概要
| 施工場所 | 栃木県宇都宮市戸祭 |
|---|---|
| 工事内容 | 外壁雨漏り補修・外壁部分補修・塗装 |
| ご相談のきっかけ | 外壁からの雨漏り |
| 補修箇所 | 窓上部を中心とした外壁 |
| 使用部材・材料 | 透湿防水シート、ラスカット、ハイモル、ボンドブレーカー、プライマー、シーリング材、塗料 |
| 主な施工内容 |
既存外壁部分撤去、透湿防水シート施工、ラスカット取付、 ハイモル塗り付け、取り合い部防水処理、模様付け、下塗り、中塗り、上塗り |
| 工期 | 3日間(2026年10月13日~10月15日) |
ご相談内容
今回は、外壁から雨漏りしているとのことでお問い合わせをいただきました。
確認すると、窓の上部にあたる外壁には複数のひび割れが見られました。
ただし、ひび割れがあるからといって、その部分が必ず雨漏りの浸入口とは限りません。
特に窓まわりは、外壁とサッシが接する取り合い部分もあるため、
表面だけをふさぐのではなく、外壁の内部にある防水層や継ぎ目まで確認することが大切です。
今回は雨漏りが発生している範囲の既存外壁を撤去し、
防水層から施工し直す方法で補修しました。
工法・施工内容
雨漏りが発生している範囲の外壁を部分撤去
残す外壁を傷めないよう補修範囲を決め、
電動工具で既存外壁を切断して取り外しました。
外壁を撤去することで内部の木質下地が見える状態となり、
下地の状態や新しい材料を固定する位置を確認できます。
透湿防水シートから施工し直し
外壁を撤去した部分へ透湿防水シートを施工しました。
外壁の仕上げだけですべての雨を防ぐのではなく、
その内側にも防水層を設けることで建物内部への雨水の浸入を抑えます。
ラスカットを取り付けて新しい外壁下地を作成
透湿防水シートの上へ、外壁下地材となる「ラスカット」を取り付けました。
既存外壁に合わせて配置し、ビスで固定しています。
既存外壁との境目には、後工程で防水処理を行うための隙間を設けています。
ハイモルを塗り付けて高さを調整
ラスカットの表面へハイモルを塗り付け、
新しく補修した部分と既存外壁との高さを調整しました。
鏝を使用して材料を広げ、補修面が大きく突出しないよう周囲を確認しながら平らに整えています。
既存外壁との境目を防水処理
ハイモルが仕上がったあとは、
新しく補修した外壁と既存外壁の境目に設けた隙間をシーリング材で防水処理します。
窓上部の取り合いも同様に施工しました。
ボンドブレーカー・プライマーを施工
シーリング材を充填する前に、隙間の奥へボンドブレーカーを施工。
さらに周囲をマスキングテープで養生し、
シーリング材を外壁へ密着させるためのプライマーを塗布しました。
シーリング材を充填して雨水の浸入を抑える
下準備後、補修部分の上下左右と窓上部の取り合いへシーリング材を充填しました。
隙間を残さないよう材料を入れ、表面を整えて防水処理を完了しています。
既存外壁に近い凹凸模様を再現
既存外壁には細かな凹凸模様があります。
補修部分を平らなまま塗装すると周囲との差が目立つため、
下塗りの際にローラーを使用して凹凸模様を付けました。
中塗り・上塗りで仕上げ
模様付けを行ったあと、中塗り・上塗りと塗料を重ねました。
既存外壁に近い色と模様になるよう仕上がりを確認しながら塗装し、
最後に養生を撤去して外壁雨漏り補修工事完了です。
施工中の様子

補修する範囲を決め、電動工具で既存外壁を切断しています。
残す外壁を傷めないよう、切断位置と深さを確認しながら撤去しました。

既存外壁を取り外し、内部の木質下地が見える状態になりました。
新しい外壁下地を施工する前に、下地の状態と固定位置を確認します。

外壁を撤去した範囲へ透湿防水シートを施工しました。
完成すると見えなくなりますが、雨水の浸入を抑える重要な防水層です。

透湿防水シートの上へラスカットを取り付けました。
ビスで固定し、既存外壁との境目には後から防水処理を行うための隙間を設けています。

ラスカットの表面へハイモルを塗り付けています。
鏝で材料を広げながら、既存外壁との高さを確認して下地を整えました。

鏝で表面をならし、補修面を平らに整えました。
1日目はここまで施工し、翌日から既存外壁との境目を防水処理します。

木枠を外すと、既存外壁と新しく補修した外壁との間に隙間が現れます。
この部分は防水処理を行うため、あらかじめ設けていた隙間です。

隙間の奥へボンドブレーカーを施工しました。
シーリング材が隙間の奥へ接着するのを防ぎ、
建物の動きに追従しやすい状態にするための下準備です。

マスキング養生後、シーリング材を密着させるためのプライマーを刷毛で塗布しました。
防水材を施工する前の大切な下地処理です。

補修部分と既存外壁との隙間へシーリング材を充填しています。
窓上部を含め、雨水が入り込まないよう取り合い部分を防水処理しました。

補修した外壁の周囲へシーリング材を施工し、
既存外壁との境目の防水処理が完了しました。
翌日はこの補修面を塗装して仕上げます。

塗料が窓や周囲の外壁へ付着しないよう養生しました。
塗装範囲をしっかり区切ってから仕上げ工程へ進みます。

ローラーを使って下塗りと模様付けを行っています。
平らだった補修面へ凹凸を付け、既存外壁の模様にできるだけ近づけます。

下塗りと模様付け後に中塗りを行いました。
凹凸の奥まで塗料が入るよう、塗り残しを確認しながらローラーで塗り重ねます。

中塗りの上から上塗りを重ね、色や表面の仕上がりを整えています。
模様や塗りむらを確認しながら仕上げました。

養生を撤去して完工です。
外壁内部の防水層から復旧し、取り合い部分の防水処理、
模様付け、塗装まで3日間で施工しました。
費用の考え方
外壁の雨漏り補修費用は、雨漏りしている範囲や外壁の傷み方、
外壁材をどこまで撤去する必要があるか、
防水層・下地の補修範囲、足場の必要性、仕上げ塗装の範囲などによって変わります。
表面のひび割れだけでは内部の状態が分からない場合もあるため、
現地の状態を確認して必要な補修方法をご提案します。
工期について
今回の外壁雨漏り補修工事は3日間で施工しました。
1日目に既存外壁の撤去・透湿防水シート・ラスカット・ハイモルによる下地復旧、
2日目に既存外壁との取り合い部分の防水処理、
3日目に模様付け・下塗り・中塗り・上塗りを行い完工しています。
対応エリア
家の修理やさん。(イープラス)では、宇都宮市を中心に、
さくら市・高根沢町・芳賀町・鹿沼市・壬生町・矢板市・小山市・日光市・大田原市・那須塩原市など栃木県内で、
外壁の雨漏り補修、ひび割れ補修、外壁部分補修、外壁塗装などを行っています。
工事後について
外壁からの雨漏りは、表面に見えるひび割れだけが浸入口とは限りません。
外壁材の継ぎ目や窓まわり、防水層など複数の箇所が関係する場合があります。
室内に雨染みがある、雨の日だけ壁が濡れる、外壁に大きなひび割れがあるなど、
気になる症状がありましたらご相談ください。
今回の職人日誌
今回の施工事例は、宇都宮市戸祭で行った外壁雨漏り補修工事の職人ブログ3日分をまとめています。
外壁の撤去から防水層・下地復旧、防水処理、模様付け・塗装まで実際の施工工程をご覧いただけます。
施工の流れ
既存外壁を部分撤去
雨漏りが発生している範囲の外壁を切断・撤去し、内部の下地を確認します。
防水層・外壁下地を復旧
透湿防水シートを施工し、ラスカットを取り付けて外壁下地を作ります。
ハイモルで下地調整
ラスカットへハイモルを塗り付け、鏝で既存外壁との高さを合わせながら表面を整えます。
取り合い部分を防水処理
ボンドブレーカー・養生・プライマーを施工し、既存外壁との境目や窓上へシーリング材を充填します。
下塗り・模様付け
周囲の既存外壁に合わせ、ローラーで下塗りを行いながら凹凸模様を付けます。
中塗り・上塗り・完工
中塗り・上塗りを重ね、色と模様を整えます。養生を撤去して工事完了です。
今回の工事ポイント
表面だけでなく防水層から補修
今回は外壁のひび割れを表面からふさぐだけではなく、
雨漏りが発生している範囲の外壁を撤去し、透湿防水シートから施工し直しました。
新旧外壁の境目を防水処理
部分補修では、新しい補修面と既存外壁との間に境目ができます。
今回はあらかじめ防水処理用の隙間を確保し、
ボンドブレーカー・プライマー・シーリング材を使って施工しました。
窓上部の取り合いまで施工
今回の補修部分は窓のすぐ上です。
外壁面だけではなく、窓と補修部分が接する取り合いにも防水処理を行いました。
既存外壁に近い模様を再現
ハイモルで平らにしただけでは補修跡が目立ってしまいます。
既存外壁の凹凸を確認しながらローラーで模様を付け、
周囲となじむよう塗装しました。
撤去から塗装まで3日間で施工
1日目は防水層・下地復旧、2日目は取り合い部分の防水処理、
3日目は模様付けと塗装を行い、3日間で外壁補修工事を完了しました。
よくある質問
Q. 外壁にひび割れがあれば、そこが雨漏りの原因ですか?
A. 必ずしもひび割れだけが雨水の浸入口とは限りません。
外壁材の継ぎ目や窓まわりの取り合いなどから雨水が入る場合もあるため、周辺の状態も確認することが大切です。
Q. 雨漏りしている外壁は塗装するだけで直りますか?
A. 内部の防水層や下地に補修が必要な場合は、塗装だけでは対応できません。
今回は外壁を部分撤去し、透湿防水シートから施工し直しています。
Q. 外壁の一部分だけでも補修できますか?
A. 外壁や下地の状態によっては、今回のように必要な範囲だけを撤去して部分補修できる場合があります。
現地の状態を確認して施工範囲を判断します。
Q. 補修した部分だけ模様が違って目立ちませんか?
A. 既存外壁との色や模様に差が出ることがあります。
今回は既存外壁の凹凸を確認し、補修面にもローラーで模様を付けてから塗装しました。
Q. ボンドブレーカーは何のために使うのですか?
A. シーリング材が隙間の奥まで接着するのを防ぐために使用します。
今回は新旧外壁の取り合い部分へ施工し、その後プライマーとシーリング材で防水処理しました。
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表面だけではなく、必要に応じて外壁内部の防水層や下地まで確認しながら補修方法をご提案します。
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